
中年期のHDLコレステロール、20年後の認知機能に関係
国立がん研究センターは1月24日、「血中HDLと軽度認知障害・認知症との関連」について、研究結果を公表した。中年期のHDLコレステロールが約20年後の認知機能に関係があることが示された。
調査は40~50代の約1万2,000人の内、1,114人のデータについて、HDLコレステロールとその後の軽度認知障害・認知症との関連を調べた。
血中コレステロール濃度により、4グループに分類。血中コレステロール濃度が一番低いグループを基準とした場合、血中HDLコレステロール濃度が一番高いグループの軽度認知障害のリスクは0.47倍と、53%の低下が見られた。認知症については、基準グループ以外のグループのリスクは0.37倍となり、63%の低下が確認された。
詳しくは健康産業新聞第1661号(2019.2.6)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら