2018年11月9日
【ウコン】 「機能表示」「抗炎症」で新市場開拓に期待

 二日酔い・肝機能対策の代表格として、一大市場を形成するウコン。市場の7割を占めるドリンク製品に飽和感があるものの、「錠剤製品にユーザーが戻ってきている」との声も多く、マーケットサイズは300億円を維持している。

 成熟期に入ったウコン市場で今後のキーポイントとなるのは、「機能性表示食品」と「抗炎症サプリメント」の開発にある。前者については、“肝機能酵素の改善”表示で唯一、ウコン製品が受理されている。後者については、海外では「クルクミン=天然ステロイド」として定着し、新たな市場を構築。米CRNでは、「ウコンの利用者が大幅に増え、“業界の新星”と評されている」との調査結果も発表している。

 300億円市場のウコンだが、オルニチン、アラニンなど新たな肝機能対策素材の登場に加え、「ノンアルコール飲料の台頭」「若年層を中心とした飲酒人口の減少」「飲酒のライト化」などを逆風に、ここ数年は市場成長が鈍化。ドリンク分野では主力のCVSでのフェイス縮小なども見られる。

 実際、ハウス、ゼリアの2強に対し、サントリー食品インターナショナル、日本コカ・コーラ、キリンビバレッジ、佐藤製薬などが相次いで市場参入を果たしているが、後発大手は軒並み苦戦を強いられている。

 とはいえ、毎年のようにウコン市場には大手が参入しており、10月には“飲み会を科学する”をコンセプトに『カンゾコーワ』(ドリンク・粒)で、興和が市場参入を果たした。ウコン、肝臓加水分解物、オルニチン、アラニンなど、「飲み会を科学して選び抜いた11種類の成分を配合」することで差別化。“製薬会社のウコン”を強みに、TVCMをスタートしている。
 



詳しくは健康産業新聞第1655号(2018.11.7)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら

来場事前登録はこちら
出展資料請求はこちら
ご存知でしたか?助成金を活用した展示会出展について
出展社専用ページへ
同時開催展
原料調達・OEM検討も同会場で行うことができます。
Food Design Expo
ページトップへ戻る