2018年5月30日
【アクティブシニアサポート】注目の骨・筋肉商材

我が国では、総人口の4人に1人以上が65歳以上の高齢者という超高齢社会に突入。1990年代と比べ、前期高齢者の運動能力は10歳前後の“若返り”をみせているが、一方で要介護者・要支援者と認定された後期高齢者たちは10年前と比べ5割以上増加している。アクティブシニアの関心は健康な心身で老後の生活を謳歌することにあり、ロコモやサルコペニア対策のサプリメントが伸びている。

サルコペニアの重度化はフレイル(虚弱)につながり、結果寝たきりで一生を終えることになる。今年に入って日本サルコペニア・フレイル学会らは「サルコペニア診断のためのガイドライン」を策定し、ステートメントを公開。このステートメントでは予防について“運動と栄養”介入を推奨する。わが国にとってアクティブシニアをサポートする環境整備は大きなテーマとなっている。


■ビタミン・ミネラル、アミノ酸から植物性素材まで


ロコモティブシンドロームを予防する食品素材として、骨の健康維持にはカルシウム、マグネシウムをはじめとしたミネラル類のほか、ビタミンD 3 、ビタミンK2 、コラーゲンペプチド、ハーブ系素材などが有用であることがわかっている。また高齢者の筋量の維持については、HMBやロイシン高含有のアミノ酸、タンパク質、イミダゾールジペプチドといった成分の摂取が重要視されている。

アミノ酸や核酸を含むプラセンタやフランス海岸松のピクノジェノールなどに関する機能性研究が進む。滋養強壮のイメージが強いローヤルゼリーに関してはジャパンローヤルゼリーが独自のノウハウを用いてプロテイン素材として製品化した。筋肉サポートの成分は、スポーツ栄養分野でもなじみのものが多いが、メーカー各社はアスリートやスポーツ愛好家で得た知見を横展開するとともに、シニア特有の行動分析に基づき骨や骨格筋の維持、さらには口腔機能の減弱(オーラルフレイル)を防ぐための提案を行っている。

栄養と運動を用いた包括的な取組みには、寝たきりを防ぐということのみならず脳機能との関連性(栄養素でいえば特にビタミンD やイミダゾールジペプチドなど)も研究により指摘されており、エイジングケアという観点からも広範なユーザーニーズに応えられるものとして一層の市場活性化が期待されている。


詳しくは健康産業新聞第1644号(2018.5.16)で
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