2018年5月23日
オーガニック商材 専門店続々オープン

オーガニックの認知・普及に向けて、小売りの動きが活発化している。オーガニックスーパーのビオセボンが年内に約5~6店舗の出店構想を発表。東武百貨店では今年、オーガニックイベントを初開催した。消費者がオーガニックについて理解を深める好機が到来している。


■百貨店でのイベント開催で“より身近な存在に”


「選択基準がよくわからない」、「どこで購入できるのかわからない」などの声が聞かれるオーガニック食品。多くの消費者にとって“高額”というイメージだけが今まで独り歩きしてきた。市場定着には様々な課題があるなかで、認知・普及に向けた新たな動きがみられはじめた。

オーガニック製品を中心とした食品スーパーマーケットのビオセボン・ジャポン㈱は、4月20日、東京・中目黒に日本2号店を開店。さらに5月25日には、東京・外苑に3号店、6月28日には神奈川県・新百合ヶ丘に4 号店をオープンすることが決定。同社によると年内までに追加で5~6店舗ほどオープンしたいとしている。

東武百貨店池袋本店では、3月29日から4月3日までオーガニック先進ショップを運営する㈱マッシュビューティーラボ(MBL)と共催で、初のオーガニックイベント「食と、コスメと、やさしいくらし『NATURAL & ORGANICFES』」を開催した。本イベントは、同百貨店としては初の試みであり、テーマに合わせて100を超えるブランドのコスメ・食品・生活雑貨に加えてイートインコーナーも設置された。同百貨店によれば、「拡大するオーガニック&ナチュラル市場に着目し、新たな来客層の開拓を期待して、多くの人にオーガニックを体験してもらう場として初開催となった。会期中は20~40代の幅広い女性層が来場し、子育てママ層なども多く見られるなど、オーガニックに関心を持つ人たちが多いことを実感した」という。


■オーガニック、新たなユーザー層が誕生


オーガニック購入層はおもに子育て世代や富裕層といわれるなか、新たな消費者層の誕生など、興味深いデータがこのほど公表された。“消費者1 万人のアンケート調査”を実施したオーガニックヴィレッジジャパン編集長の山口タカ氏によれば、「20代・30代男性の購買意欲が高い」ことが調査により浮き彫りになったという。同氏は、「10年前には考えられなかった意外な購買層」と指摘。この層の購買理由について、“利他的な意識”で、「生産プロセスや環境保全、生産者サポートなどの意識が働いている」と語る。この新たなユーザー層が今後の流れを変える可能性も十分にあるとしている。



詳しくは健康産業新聞第1643号(2018.5.2)で
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